先月13日、品川のスクエア荏原ひらつかホールで、ピアノとチェンバロ(残念ながら電子楽器ですが…)で出演してきました。共演は品川フィルハーモニーアンサンブルー懐かしく、大好きな仲間たちです!今回は、まずアザラシビリの《ノクターン》を、ピアノでヴァイオリンの吉岡さんとヴィオラの新井さんと。そして、あとは楽しい楽しいヴィヴァルディ三昧♪電子チェンバロではありましたが、至福のひとときでした。あの《四季》を品川フィルハーモニーアンサンブルの皆さん(Vnソロは矢野さんと藤平さん)と、そして《ごしきひわ》の第1楽章をソロフルート:荒谷歩美さんで。《四季》は、子どもの頃から耳なじみのある作品ですが、まさか自分が参加して演奏できるなんて、想像もしなかったことでした。大興奮の数日間でした!

あとから思ったのですが、こんなにも魅力的でドラマチック、しかもすぐに覚えられるほどメロディはシンプル。さすがイタリアン!こういう音楽に、我らがJ.S.バッハが魅了されなかったわけはありません。バッハの音楽のもつ多面性は、やはり協奏曲やカンタータなどに触れないと、単に(ピアノ弾きだからといって)鍵盤楽曲だけに取り組んでもなかなか表現できないと思います。改めて、ヴィヴァルディ⇒バッハという流れに想いを馳せました…。