去る4月4日・5日と連続で、仙台バッハゼミナール主催の講座&コンサートがありました。

4日には世界的なバッハ研究の第一人者 富田庸氏による講座:インヴェンションについて、奥深いお話でした。その前身ともいうべき《W.F.バッハのための音楽帖》とを対比させたり、19世紀にはどのようにバッハが受け継がれていったのか…というようなポイントに合わせてくださり、大変興味深い内容でした。

5日は、その《W.F.バッハのための音楽帖》や《アンナ・マグダレーナのための音楽帖》からの抜粋など、大変興味深く、なおかつうっとりと、その音色や装飾音に満たされたひと時でした。なお、この楽器はジャーマン・チェンバロで木村雅雄氏が2023年に製作 モデル「ツェル 1728 ハンブルグ」です。