2月3日節分の日に、のびすく泉中央ホールで「ライヴ&フリートーキング2」を行いました。親子で50名以上の方が参加してくださり、楽しく有意義な時間を皆さんと共有できたと思います。共催のNPO法人・せんだい杜の子ども劇場さんには、本当にお世話になりました♪

まずは素敵なコンサート。ちょっと珍しい管楽器の組み合わせで、オーボエの芳野円香さん、クラリネットの阿部寛己さん、テューバの佐々木歩望さんによるトリオでした。ジョプリンのラグタイムで始まって、ベートーヴェンのピアノソナタ《悲愴》の第2楽章や、モーツァルトのオペラ《ドン・ジョヴァンニ》から「お手をどうぞ」をクラリネットとオーボエのデュオで、またテューバでは定番の《ぞうさん》を…などなど、あっという間の楽しいコンサートでした。小さなお子さんが音楽に合わせて身体を動かしたり手を叩いたり、と、本当に生き生きとした時間だったと思います。

メインのフリートーキングも、皆さんどんどん意見を出してくださって…例えば、公園や広場で生演奏のブースをいくつか作って自由にあちこちで聴けるようなイベント(ジャズフェスティバルのような感じ)とか、子どもが実際に楽器に触れる体験を伴ったコンサートとか、できれば学校や児童館で地域の方も一緒に楽しめるようなコンサートとか、色々なアイディアや意見を聞かせてくださいました。ライヴ配信も、数名の方でしたが参加してくださっていました。

こういう企画は、この助成の一環というだけでなく、これからも積極的に行う価値のあるものだとよく分かりました。世の中が変化するペースがどんどん速くなり、何でもすぐに答えが出るのが良いと考えられたり、器用に素早く色々なことをこなせるのが有能だと思われたり…でも、人間の成長するスピードはゆっくりですし、寄り道したり遠回りしたり、或いは逆戻りしたり、と、生きていることは矛盾だらけです。それで良いんだよ、という思いを込めて、これからも生の音を様々な形で皆さんにお届けてして参りたい と思います。

 

 

 

 

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