11月19日(水)、東北大学加齢医学研究所のスマート・エイジング棟にある国際会議室にて、「市民講座II」を開催いたしました。「音楽と踊りが彩るバレエの世界」というタイトルで、昨年度に引き続き行うことができ、本当に嬉しく有難いことです!

当日はお天気にも恵まれ、たくさんのお客様にいらしていただきました。会場はほぼ満席。まずはウェルカムコンサートで、MHKSから建部さんと田原の連弾でオープニング、続いて東北大学医学部の学生さんによる星陵アンサンブル(金井咲樹さん・ヴァイオリン/泉田和奏さん・ピアノ)の演奏が続きました。そして、いよいよ永井玉藻先生によるご講演。わかりやすく、映像や音楽も織り込まれて、皆さん楽しそうに聴いていらっしゃったようです。後半には、櫻井希さん(フルート)、佐々木歩望さん(テューバ)、橘 敬登君(マリンバ)によるコンサートをお楽しみいただきました。

音楽は(特にクラシック音楽)、もちろん演奏したりそれを聴いたりすることが要でしょうが、実は色々な側面を持っています。歴史、文学、美術、言語、あるいは医学、心理学、社会学…その他たくさんのジャンルとの関わり合いがあり、そこから深く掘り下げていくとまた違った“音楽”を発見できることも。そのような多面的なアプローチができる場があったらいいな、とずっと考えて参りました。この「市民講座」が、そんなひとつのきっかけになることを祈りつつ、継続していけるように努力していきたいと思います。