ペーター=ルーカス・グラーフ氏来日!♪
7月31日から8月2日までは浜松国際管楽器アカデミーで、8月4日から6日は昭和音楽大学で…
P.L.グラーフ氏とご一緒させていただきました。
写真は、7月31日のオープニングコンサートの時と、アカデミーでのたった1日でしたが特別レッスンの受講者と、そして8月5日に昭和音楽大学でリサイタルを行った後のものです。
89歳とは信じられない、素晴らしい演奏とそのダンディさに、本当に感服です!
浜松のアカデミーでは「特別講座」も行われ、私が通訳もさせて頂きましたが、80年に及ぶ音楽生活(9歳で初めてフルートを手に取られたそうです)の様々なお話、興味が尽きることはありませんでした。
80年前って、第二次大戦直前です。まだレコードも手に入りにくい時代。
それから、レコード、テープ、CDなどを経て今やインターネットですよね。そのような音楽界の変化の中を、ずっと第一線でフルーティストとして、また指揮者として活動なさってきました。
だからこその、もはや楽器を超えた、音楽のエッセンスそのものとも言える演奏…
20年以上、見捨てられずに共演・通訳させて頂いてきた幸せを痛感した1週間でした。
来年早々には90歳になられますが、仙台にはご縁も深いグラーフ氏ですから、もう一度、
仙台で皆さんにこの音を聴いていただきたいと思っています。
その時には、皆さまぜひいらしてくださいね!