来年行われる第8回仙台国際音楽コンクールの関連事業として、2月14日(この日は、前夜の地震の影響で3月28日に延期となりましたが、最終的に大変残念ながらキャンセルになりました(:_;))から、これからの仙台の音楽界を担う若手演奏家による「街かどコンサート」を皆さまにお届けしています。
今回は3月14日(日)に、太白区文化センター・展示ホールで行われた「ピアノとヴァイオリンによるコンサート」のご報告(^.^)
前半は石丸友貴さんのピアノ・ソロで、メンデルスゾーンの《春の歌》やシューマン=リストの《献呈》といった、春らしく瑞々しい名曲を。後半は、現在常盤木学園高等学校の3年生、春からは東京で一層音楽の勉強に邁進するという髙野大飛君のヴァイオリンと、それをしっかりと支えてくださった渡邉真司君の演奏でフォーレのヴァイオリン・ソナタ第1番 第1楽章やサン=サーンス《序奏とロンド・カプリチオーソ》など。今回のナビゲーターは佐藤淳一先生でした。温かい皆さんの拍手に包まれて、とても良い時間を共有できたと思います。
音楽は、どんなに録音・録画・配信の技術が発達しても…生の響きにはかなわないものだと、改めて痛感させられた午後でした!