ようこそ、LAMUS CLUBへ

ラムズクラブ

皆さまはご存知でしょうか。 我が宮城、そして仙台には、真摯に音楽と向き合っている有望な若手演奏家たちが数多くいることを。 地元ばかりでなく東京などで音楽大学にて研鑽を積み、現在は後進の指導を行う傍ら、自らも更に精進を重ねている方たちです。 けれども、残念なことになかなかその成果を発表する場がありません。 自分でコンサートを企画するとなれば、様々な準備や告知活動をしながらしかも演奏に集中するという、大変難しい状況になってしまいます。 その上、経済的に余裕のない世代ですから、毎回ほとんど赤字を覚悟で行うとなれば、どうしても消極的になってしまうのは仕方のないことと言わざるを得ません。 しかし、音楽とはコミュニケーションのひとつであり、演奏とは聴いてくださる方がいらして初めて貴重な経験となるのです。 そして、そのような経験を重ねてこそ、演奏家として成長していくことができるのです。

LAMUS CLUBが目指すもの

そんな彼らを応援すべくご賛同いただける有志が集まり、支援し、演奏の機会を作ろうというのが、 LAMUS CLUB(ラムズクラブ/若手演奏家を応援する会)です。 基本的に演奏会にかかる経費はLAMUS CLUBがバックアップしますが、積極的に集客を行い、質の高い演奏を提供することによってリピーターを増やし、ひいては演奏者、聴衆共にレベルアップを図って「楽都仙台」の名に恥じない音楽家を育てる場に成長させていきたいと考えます。 美しい音楽を楽しむと同時にバイタリティ溢れる若い演奏家たちと近しく交流する時間を持つことは、大変貴重で有意義なことではないでしょうか。 もちろん、その対象となる演奏家はどんな方でもいいというわけにはいきません。 ピアニスト・田原さえがコーディネーターとして、音楽のセンスばかりでなく、音楽に向かう姿勢や人柄なども含めて“この人なら”と推薦させていただく方たちばかりです。 仙台国際音楽コンクールといった大々的な催しも素晴らしいと思いますが、本当の意味で「楽都仙台」をはぐくんでいけるのは、このような地道な活動であると確信いたします。

LAMUS CLUBと共に

東北地方の経済・文化の中心である仙台市ですが、過去に何度かその話は持ち上がったものの音楽大学はついにできなかったと伺っております。 そして現在、専門的な音楽大学どころか、東北地方には音楽学部を持つ大学さえありません。 更に不幸なことに、2011年の東日本大震災が、子どもたちから楽器や音楽に触れる機会を奪ってしまいました。 地域によっては、今もなおその傷みから立ち直ることのできない、むしろ時間を追うごとにじわじわと影響の出ているところさえあるのが現実です。 このような過酷とも言える環境の中で、それでも音楽を生業として生きていこうとする若い演奏家たちを応援し、また同時に音楽の持つエネルギーで私たち自身も活性化していこう、ということがLAMUS CLUBのコンセプトなのです。

LAMUS CLUBのアクション

「LAMUS CLUB」の具体的なアクションのキーワードを「明日へ!」と題し、応援のあり方について提案させていただきます。

応援のあり方についてご提案

  •  異業種交流会のような会をもって、音楽を生業とする方たちの現状や将来の展望などについて直接対話する時間を持つ
  • 「明日へ!」の企画または組織の基盤を築く
  • 「明日へ!」によるコンサートへチケットの購入、聴衆の動員などのサポートをしていく
  • 「明日へ!」によるコンサートを実際に企画していく
  • さまざまな可能性の中で、小さな演奏の機会を優先的に提供していく

入会・会費について

年会費は、一口5万円となります。 会費の使途につきましては若手演奏家の活動費として捉え、具体的にはコンサート開催、短期留学などへの支援金、またそれに伴う事務経費に充てられます。 入会をご希望の方はお問い合わせください。

会員増強について

一人でも多くの方にご入会いただき、支援の規模を拡大して参りたいと考えております。 「LAMUS CLUB」の趣旨にご賛同いただける方へぜひお声掛けご紹介ください。

演奏家の派遣について

創立祝賀会や記念式典などの会社行事、また集客イベントとしてのミニコンサートなど若手演奏家の活動の場をぜひご提供ください。 日程、コンサートの構成、出演料など詳細に関しましては個別に賜りますのでご相談ください。 ミュージックプロデュースMHKSが責任をもってコーディネイトさせていただきます。

若手演奏家との交流について

若手演奏家と支援者の交流会を、年に数回開催していきたいと考えております。 詳細につきましては、お問い合わせください。