
八巻 梓
仙台市出身。桐朋女子高等学校卒業、桐朋学園大学音楽学部を経て渡仏。パリ地方音楽院最高過程卒業、国家上級音楽研究資格を取得後渡蘭。ペーター・デ・グロート音楽祭での演奏により、プリンス・クラウス音楽院へオランダ文部省からの奨学金付きで招かれ研鑽を積む。最優秀の成績で修了、音楽修士号を取得。
第59回全日本学生音楽コンクール中学生の部東京大会入賞の他、イスキア国際コンクール等多数の国際コンクールにて入賞。在蘭中、グラハテンフェスティバル音楽院コンクール・ファイナリストの副賞として、グラハテンフェスティバルに出演。同年、ペーター・デ・グロート音楽祭にて、ガスニー・タレント賞を受賞。仙台、オランダでのリサイタルの他、ルーマニア国立アラド、オラデア、シビウ、ディヌ・リパッティ、トゥルグ・ムレシュ各交響楽団と多数共演。日本演奏連盟主催のオーディション、新進演奏家育成プロジェクト~オーケストラ・シリーズ~に合格、第56回仙台公演にて仙台フィルハーモニー管弦楽団と共演。
ピアノを松本映子、富永睦子、竹内啓子、本村久子、御木本澄子、ジャン=マリー・コテ、ポール・コーメンの各氏に、ハープシコードおよび通奏低音をヨハン・ホフマン氏に、フォルテピアノをポール・コーメン氏に、楽曲分析を佐々木隆二氏に師事。
MHKSアーティスト会員。