P.L.グラーフ氏来日

グラーフ・田原 8月17日に来日したP.L.グラーフ氏。

翌18日から早速昭和音楽大学でのレッスン。その後3日間あった浜松でのフルートコンベンションではリサイタルの他にコンチェルトのソリスト、更に他のコンチェルトの指揮もありました。
そして札幌でリサイタルと公開講座、また東京に戻って昭和音大でのレッスン、リサイタルと公開講座。
実に9月1日に日本を発たれるまでの丸2週間、たった1日オフの日があっただけでした。
その超ハードなスケジュールにも関わらず、常に音楽に誠心誠意向き合い、自分の演奏に対して疲労や年齢(86歳!)などの言いわけは一切せず。…この姿勢はどこからくるのでしょう?
もはや彼の音楽は、フルートという楽器を超えています。
常に前を向き、後ろを振り返らず、物事には正面から取り組む。
このような方と同じステージに立てる有り難さに、またも深く感謝した私でした。

もう一度来日してくださいますように…。