早いもので、2019年11月1日に立ち上げた「一般社団法人」ミュージックプロデュースMHKSは丸5年を迎えようとしております。設立した途端にコロナ災禍に見舞われて(泣)、なかなか人が集まれないという状況の中…小回りのきくサロンを使ってのライヴを続けました。若手の演奏家たちには、“お客様の前で演奏する”充実感を味わっていただけたと思います。それでももちろん収益は全く見込めず、文化庁からの支援は本当に有難いものでした。そして、ようやく長い長いトンネルをもうすぐ抜けられる!という時の、芳賀元専務理事の逝去。あまりにも大きな痛手でしたが…彼の遺志を大切にしようと役員一同踏ん張ってきました。若手演奏家へのエールや、「子どもたち(特に未就学児)とお父さん、お母さんに生の音楽を届けたい!」という新たな視点。そのことが、今回、東北大学との連携という思いがけない展開をもたらしています。人間と同じ、“生きている”音楽を届け続けたい-私たちの想いです。
このコンサートは、音楽に対していつも誠実で真摯に向き合っているMHKSアーティスト会員の皆さんに建部、田原の2名が加わって、豪華で楽しい内容となっております。フルートカルテット、サクソフォンやフルートに歌、ピアノの4手、6手連弾…盛りだくさんです!また休憩時間には、ちょっとしたグラスワインのサービスも予定しています。平日の夜ではありますが、地下鉄から直結の会場ですので、ぜひお立ち寄りください。